甘えたい

koharu

2019-11-16
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久しぶりに顔を合わせた私たち

「まずはお茶でもしますか?」
「Aさん私を待っている間も一人でお茶してたのに大丈夫?」

「おいしい珈琲なら何杯でも飲めるんだよ」

Aさんはレンタカーを借りてくれていた

「いつもすいません」
「いや 俺が家の車を出せたらいいんだけど
出張と言ってあるのでごめんな」


気が付くAさん
そんなAさんの優しさに触れて

私は久しぶりに会うAさんに
甘えたくなっていた
レンタカーに乗り込むと
助手席の私は抱き着くように
運転席に座ったAさんの
膝の上に顔をうずめた

Aさんは少し驚きながらも
いい子だ、よしよしというように
そっと髪を撫でてくれた

その優しい手が
心地よかった

「Aさんにこうして甘えたかったのよ」

「俺も触れたかった」

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