元彼女の闇(2)失恋の傷み

元カノ
03 /24 2018
それにしても 40歳にもなる妹の
別れ話に実のお姉さんが
登場とは驚いた

ご両親まで心配させるほど
彼女は病んでるのか・・

気の毒だとは思うけど
別れを告げた彼に
会ったこともない家族が
電話をしてくるのは
どうなんだろう
それほど深刻な状態なのかな

大人の恋愛、別れには
さまざまな理由があり
本人たちにしか
わからないこと

この電話のこと彼女は知ってるの?
そんなことをしたら
ますます彼の気持ちを
遠ざけるのに

私は 持田さんの気持ちに
なって考えるよりも
彼の気持ちに寄り添うこと
ばかりに徹していた

彼女の気持ちを
初めて理解できたのは
自分も苦しんだ時だった

元彼女の闇(1) 家族の出現

元カノ
03 /23 2018

二人でいる時に、彼の携帯に
見知らぬ人からの着信があった
「ん?これ誰だ?」
無視していたけどまた着信
「出てみれば?」
「ああ」

「 もしもし」
「はい、そうですけど」


「 あ、どうも 」
その瞬間 彼の顔色が明らかに曇った

そして私を警戒するように向こうを向いた

「はい」「はい」
ただ その言葉だけを繰り返す彼

「そうですか」

最後に「わかりました 」
と電話をきった

誰からの、何の電話なのか
さっぱりわからない

「ねえ、誰だったの?」
「あー、持田さんのお姉さんだってさ」

「え?お姉さん?」
「うん、なんだよ!
大人の別れ話に兄弟まで出てきて
どうゆうつもりだよ」
憤慨している彼

「なんて言われたの?」
「 妹が 参ってて かわいそうで
見ていられないから
友達としてでもいいから
仲良くしてほしい」ってさ


「そっか」
「電話だけでも出てあげて
ほしいとか、話し相手になって
もらえたらとか」


「職場で顔合わすのが辛いとか
言ってるらしい」


「親も心配してるから って
そんなことオレに言われても 」


「それでどうするの?」

「どうもしないよ」
「職場で顔合わすのが嫌なのは
お互いさまだよ
あることないこといろんな噂されてさ」

と冷たく言い放った

(職場恋愛が辛いのはこうゆう時よね)

私は 驚いたのと
立場上かける言葉が出なかった




元カノへの冷たい態度、三角関係

元カノ
03 /21 2018
「ねぇ、持田さんのこと心配じゃない?」
「はぁ?なんで?」
「なんだか病んでるみたい」
「・・・」

「 こうすけと付き合ってた時も
煙草 吸ってた?」

「 知らねーし」
「そっか・・」
「ほっとけ、
病んでるふりしてるだけだよ
あーやって同情かって
悲劇のヒロイン演じてるけど
オレはもう騙されない」
「うん」
「オレは何を言われても
お前以外 誰にも何も話さない」

持田さんの話をすると
明らかに嫌な顔をする

持田さんが
自分は石田先生の
元彼女だと同僚のまゆみさんに
話したこと

彼の同情を引く
きっかけになった
離婚した経緯も
何人かの同僚は
知っていたこと

誰にも言えない過去を
涙ながらに話す彼女に
自分も一緒に悩んだり
親身になって
相談に乗ってやったのに
バカをみた、騙された

2人だけの秘め事だと
貫いていた男性と
あっさり裏切っていた女性
よくある話


持田さんは彼がなぜそこまで
自分に冷たく接するのかわからずに
戸惑っている様子だったけど
強気の彼は徹底して距離を置いた

もちろん仕事上 挨拶や会話を
交わすことはあったけど
そこに笑顔はなかった

彼の冷たい一面は私にとっては
複雑でもあった

壊れた持田さん(元彼女)

元カノ
03 /20 2018

持田さん
今まではただの職場仲間
ある日を境に
私の彼女への見方は
がらっと変わった
彼の元カノ!
気分の良い存在でないことは確か
優越感、嫉妬、闘争心
時にはあらぬ妄想を
掻き立てながら
観察してしまう

ぽっちゃり体型だった
持田さんが
痩せてきれいになったと
評判になったのも
つかの間
「ちょっと痩せ過ぎじゃない?」
と言われたり
「なんか最近の持田さんやばいよね」
という噂も耳にした

何かにとりつかれているように
ハイになったり
仕事に打ち込んだり
誰とも話をしなかったり
と波があった

飲み会にも参加せず
お昼の休憩も 一人で
外に出るようになった

「こないだ 駅前のコンビニの前で
煙草吸ってる持田さん見かけたわ」

え?煙草?
煙草吸い始めたの?

「それも 一人で ポツンと
ベンチに座って・・
とても話しかけられる
雰囲気じゃなかったわ」
「絶対病んでるよねー」
いろんな噂が飛び交う中
こうすけは そんな彼女を
どんな風に見ているんだろうと
気になった










略奪

元カノ
02 /26 2018
彼から(元)彼女のことを
聞いた

彼女とは離婚した時期が
同じだったこともあり
すぐに打ち解けたという

彼は離婚して
それまで働いていた職場を辞め
単身で見知らぬ
この土地にやってきた

離婚した奥さまと
職場が同じだったから
奥さまへの配慮もあり
住み慣れた土地を離れた

そんな彼と出会い、
身の回りの
世話をしてくれた彼女

お互いの淋しさを紛らせる存在

彼女にも辛い過去があった
離婚に至る経緯を聞いて同情し
寄り添っているうちに
気づけば付き合っていたと言う

彼女も私と同じく彼に
恋をし夢中になった1人

けれど
私と違うのは
彼女が精神的にも彼に
依存するようになり
重たい存在になったこと

追われるより追いたい
外では強がっても
優しく包んでもらいたい
甘えたい男性心理
そんな彼の前に
私が現れて魔法をかけて
あっという間に彼の心を奪った

koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…