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彼女からの着信

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彼と2人きりで
話をしているとき
マナーモードにしている
彼の携帯が
何度か光っていた
彼はちらっと見るだけで
顔色も変えない
もしかして・・

「今のは 彼女さん?」
「・・・ みたいだね」

「出ないの?」
「ああ 」

「でも・・さっきから
ずっと光ってるよ
何か大事な用があるんじゃない?」
「 ないよ 、そんなの」

「ほら、また光ってる」
「 また後でかけ直すよ」

「私は平気だよ、
こうやって耳塞いでるから」
「オレが嫌なんだよ
せっかく2人の時間なのに
誰にも邪魔されたくない
それにそんなことして〜
しっかり聞いてるだろ(笑)」
そう言って私の頭を
コツンとたたいた

「バレたか(笑)
それは冗談
ほんとに向こうに行ってるから」

私は彼と彼女のやりとりを
聞いてみたくなった
どんな風に話すんだろう
彼女はどんな声なんだろう
別れたくないと
泣いているのかな
必死で繋ぎ止めようと
してるのかな

結局 彼は無視し続けていた
そのうち
光ることはなくなった





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