一瞬 恋人のように

日記
02 /08 2018
(そろそろ戻ろうかな)

立ち上がって
ストーブの前に行った
燃える薪が
パチパチと音を立てている

その瞬間、後ろから
抱きしめられた

私は前を向いたまま
石のように固まった

「しばらくこのままでいさせて」

私は黙ってうなづいて
彼のぬくもりだけを
感じてた

大きくて温かい身体
力強い腕に包まれて

私の心臓は
彼に気づかれないかと
思うくらいの激しい
鼓動を感じてた

「ちっこいな」笑
ぼそっと彼がつぶやいた
「何よ、それ」笑

「このまま帰したくない」

(私も帰りたくないよ)
と思う気持ちを抑えて
小さく首を振った



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koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…