小さな希望

koharu

2018-12-20
過去の日記(乗り越えるまで)
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秋になってまた彼の気分が
沈む日が増えた

彼の行動は想定外で
予測できないもの

何年も見てきて
その法則を理解をしながらも
やっぱり慣れるものではなく
彼に振り回されて
疲れていた

でも その日は調子が良かったのか
彼はこんなことを聞いてきた
「リョウは元気にしてる?」
私の息子のことだ

「会いたいなぁ」

「リョウもこうすけに
きっと会いたいって言うよ」


訓練生として旅立った時から
息子にはこうすけの話は
一切していなかった

「今度 3人でどこかに行こうか」
「ほんと?リョウとっても喜ぶわ」


一番に喜んだのは私だった
私の心は一気に晴れた
私は息子の事よりも
彼との約束ができたことが
嬉しかった

どんな細い糸でも
繋がっていたかった
希望を持ちたかった
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