毎月襲う不安

koharu

2018-05-11
過去の日記(乗り越えるまで)
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彼が完全に一人暮らしを
始めてから
愛し合う回数も増えた

私は自分でいうのも変だけど
妊娠しやすい体質
だと思っている

だから私の中では
授かっても産めないなら
避妊するのはごく自然で
当たり前のことだった

一方 彼は結婚生活の中で
子宝には恵まれなかった
そのせいか妊娠に対する
危機感がなかったし
過去に関係を持った女性からも
「つけて」 と
言われたことがないそうだ

だから初めての時 私が
「つけて」
と言うと驚いた顔をして
「え、そんなの持ってきてないよ」
面倒くさそうに言って
ためらった

私は私で無責任な言葉に戸惑った

もちろん その日は安全日でも
なかったので 薬局に
買いに走った

やっぱり男性は
強要されるのは嫌なのかな

毎回「つけて」とお願いする
のが申し訳なくて
彼を喜ばせたいのもあって
安全日だと思った日には
少し許した

彼は大喜びだったけど
私はその日から
不安な毎日を送ることになる

少しでも遅れると
できたんじゃないかと心配で
怖くて眠れない日々を送った

私は職業柄
女性の身体の仕組みは
よく知ってる
結局、傷つくのは女性

私の性格上
もし自分の身体に一瞬でも
彼との小さな命が
宿ってしまったら

自分はもちろん、
彼も責めるだろう

夫や子供に対しても
一生後悔や罪の意識を
背負って生きていく

決して美談にしたり
美化することなどできない傷を
誰にも言えずに抱え込む

そんなことにならないようにする
と心に誓っても
毎月生理がくるか不安と恐怖に
怯える弱い自分がいた