悪夢

日記
04 /30 2018
私は途中から
身体の異変を感じ始める
お腹の痛みが
波のように
襲ってきていたのだ
まるで陣痛のように

その波は徐々に強くなってきた

彼も私の異変に気づいて
「りか、どうした?顔が真っ白だぞ
気分でも悪いのか」

と心配そうに覗き込んだ

どうにも我慢ができなくなり
彼に打ち明けた
「お、お腹が痛い」

「ちょっとトイレに、、、」

のたうちまわるほどの
痛みに耐えながら
倒れ込むようにトイレに入った

痛さのあまり
このまま失神するかも
という恐怖に襲われた

(もう無理、痛過ぎる)
意識が遠のく中
「りか、大丈夫か?救急車呼ぼうか」

救急車?

そしたらどうなるんだろう
彼は?近所の目は?帰省中の家族は?

いや、救急車は呼べない
彼に迷惑かけたくない
彼との時間を過ごしたい
まだ始まったばかりなのよ

こんな時でも
彼との時間を過ごしたいと
願う自分がいた

それから腹痛に加えて
激しい下痢が始まった
トイレから出られない

トイレの外では
うろたえる彼の姿
時々「りか、大丈夫か」
という彼の呼びかけに
「うん 」とだけ答えた
「大丈夫だから救急車は呼ばないで」
「わかった」

悪夢のような時間が流れて
ようやく落ち着いて
トイレから出る

彼は抱き抱えるようにして
私をベッドに運んだ

放心状態の中で頭の中を
ぐるぐる巡る
(きっとバチが当たったんだ)と…





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koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…