関係を再認識

日記
06 /24 2018
まゆみさんの修羅場を目の当たりにして
他人事じゃないと怖くなった
身の引き締まる思い
一度立ち止まって
自分の身辺を見直した

とにかく証拠は残さない
携帯の管理
便利な機能はいろいろあったけど
そこにたくさんの落とし穴があることを知った
見つかってはいけない物は処分
最近会うのにも大胆になっていたよね
感覚が麻痺している自分たちを反省した

少しづつ警戒心が薄れてきていことも
まゆみさんのおかげで
気づくきっかけになった
申し訳ないけど いい機会だった

私は既婚 守るべきものがある
彼と付き合うことは不貞行為なの

流されちゃいけない
彼とは立場が違うことも
忘れちゃいけない
悲しいけど知られたら
そこで終わる関係だ

彼よりも大切な子供たちの笑顔
それを守る義務があるから…




ずるい男

女友達
06 /23 2018
まゆみさんから後日
夫が不倫相手の家に乗り込んだ時の話を聞いた
私の素直な感想
「藤本君ずるい
まゆみさん一人に罪をかぶせて男らしくないよ」

心の声が思わず出てしまっていた

仕方ないのはわかってる
だけど…なんだか腑に落ちない

でも、よく考えたらそこで
僕も好きになってしまったんです
なんて言ってる場合じゃないもんね(´・_・`)

まゆみさん
「 彼の対応は間違ってない
全て私が悪いんだもの
修羅場でプライドや情けはいらないのよ
それがお互いのためだもの」

あんなにイキイキとしていたまゆみさんが
まるで別人のようにうなだれている

「 調子に乗って浮かれてたの …
浅はかだった
でも神様も意地悪よね
せっかくここまできたのに一瞬で失ったのよ
いくら謝っても 反省しても戻ってこない
うたた寝する前のあの時間に戻りたいよ」

目にはうっすら涙が浮かんでいた

奥様の対応

女友達
06 /22 2018
藤本君はまゆみさんの方を
1度も見ることなく
不倫関係を否定し 
まゆみさんの一方的な思いだった
と言った

「どうしても認めないんですね
ここまで証拠があっても ははは 笑…ずるい男だよ」

夫は吐き捨てるように藤本君に言った

その後、それまでずっと黙っていた奥様が
ようやく口を開いた

「このような関係はどちらが
悪いなんてないんです
ですから うちの夫は潔白だ なんて思っていません
お互い家庭を壊す気がないなら 
これで終わるでしょうから…
あとは夫婦間でどうするかじゃないでしょうか」


全てを見透かされているような
言葉だった

できた妻 そんな言葉がぴったりだ
こうゆう修羅場は初めてじゃないのかな

藤本君はこんな神対応のできる
奥様の手の平で転がされているんだろうな
私にはかなわない相手だ…

それに比べて自分の夫は
なんて幼稚なんだろうと
恥ずかしくなった
早くこの場を立ち去りたい

案の定、まゆみさんの夫は
藤本君の奥様に返す言葉がなかった

最後はお互い連絡先を抹消し
もう二度と連絡はとらない
二人きりで会わない
という内容の誓約書を交わして終わった

認めない関係

女友達
06 /21 2018

興奮気味に 詰め寄る
まゆみさんのご主人

不倫などないの
あなたが思っているような関係じゃないのよ


このライン見て
誰がそんな事信じるか 


私が一方的に迫ったの
藤本君には全くその気がないのよ

よくそんな嘘がつけるな
新しい下着?ホテル?友達同士がする会話かよ


全部私の妄想なのよ
藤本君の返信を見ればわかるでしょ
私が勝手に舞い上がってただけで
軽くあしらわれてたのよ


まゆみさんは
藤本君をかばい続けた
そのやりとりを黙って聞いていた藤本ご夫婦

藤本さん
あんたさっきから黙って聞いてるだけで
なんとか言ったらどうなんですか


吉田さんの言った通りです
あまりにしつこく誘われて
何度か食事に行きましたが
それだけです
ラインは吉田さんが酔っ払って
送ってきたもので…適当に話を合わせてました
ただ二人きりで会ったことは事実で
誤解を招いてしまい申し訳なかったです


藤本君は淡々とそう言って頭を下げた

夫が乗り込む

女友達
06 /20 2018
まゆみさんの夫は仕事中の藤本君に電話した

直接話をするため会社に乗り込もうとしたが
もちろん断られた

興奮した夫は
 「それなら奥さんにも聞いてもらう 」 と言って電話を切った

「おい、まゆみ!相手の住所と家の電話番号 教えろ
隠しても調べたらわかるんだぞ!
それとも同級生全員にこの話聞いてもらいたいのか?」


そして ご主人はまゆみさんを連れて
車に乗り込み
藤本君宅に向かった


===ここからはまゆみさんの話====

ピンポーン

ドアが開いて奥様が出てきた
どこにでもいるような地味目の主婦
確か歳上だと言ってたかな
ふっくらとした優しいお母さん 
そんな印象だった

「どうぞ、事情は聞きました 
主人も もうすぐ帰ってきますので」

藤本君、私のせいで…ごめん と心の中で謝った

夫は 座るなり奥様にラインを見せてこう言った

「これ見てください
二人は不倫してますよ 
私たちは裏切られてたわけです
それがバレた今、二人は今後どうするのか
話し合いにきました」


「……そうですか……」
たった一言だけだった

表情は怖くて見えなかったけど
お茶を出す手は落ち着いていて
冷静な振舞いだった

すぐに藤本君が帰宅し
奥さんの隣に座った

病院 その2

日記
06 /19 2018
3人で皮膚科に行った帰り道
いつも お腹空いたよー と言う息子にせがまれて
小さなご飯屋さんで簡単に夕食を済ませて帰るのが
定番になっていた

何も言わなくても
3人ともこの時間を
それぞれの思いで
楽しみにしていた

「リョウは今日もこれにする?」( ^ω^ )
「うん」
おかずの交換したり 余ると食べてもらったり頼もしい
「リョウ、なすも食べないとだめだろ、ほら」
「苦手なんだもん、こうちゃん食べてよ」

テレビを見ながら同じところで
爆笑したり 
1時間ほどの優しい時間
幸せなひととき
親子でどっぷり彼にハマってた

たまに車の中で眠る息子を見ながら
「子供ってほんとにかわいいな」
しみじみ呟く彼に切なさがこみ上げた

私には彼の子供を産めない
他の独身女性なら…と 

でももう後戻りはできなくなっていた
手放すことなど考えられなかった


病院

日記
06 /19 2018
買い物(その記事はこちら)もそうだったように
病院も…現実が突き刺さる場所

彼が皮膚トラブルで悩んでいた時
息子がアレルギーで通ってる
皮膚科を紹介して
一緒に行くことになった

息子は彼に懐いていたから
いつもならあんなに嫌がる病院も
「今日はこうちゃんも行くんでしょ\(^o^)/」
と嬉しそう

3人はどこから見ても仲良し親子
なのに…
保険証を別々に見せると
きょとんとした様子の受付スタッフ
「さっきの受付さん、完全に面食らってたね」
とその様子を楽しめる
余裕もあったけど

別々の苗字を呼ばれて
それぞれ診察室に入る時は
なんとも言えず
寂しかった

無防備だったけど親子ごっこは
楽しかった
今その瞬間だけの
ほのぼのとした喜びに浸る
先のことなど全く考えていない行動だった

彼があたりまえにいる生活

日記
06 /18 2018
夫がいるのに彼がいる
そんな生活にもすっかり慣れた

彼が良かれと思って
してくれていること
嬉しいけれど
続くと心苦しい
何かお返ししないと
と思っても
自分は彼の役には立たない
既婚者の私は
彼の足を引っ張ってばかり

どこに行くのも一緒
いつでも会える
仕事も買い物も
時には食事も作ってくれた
嬉しいサプライズ
子供の家庭教師
家電が壊れた時
泣きたい時 悩んでいた時
いつもそこにいて助けてくれた
私がしたいと言えば何でも
叶えてくれた
愛おしい目でいつも見てくれた

彼のいるこの生活が
なくなってしまったら
生きていけるだろうか
大げさだな
一生の別れでもないのに…(笑)

彼が夢から醒めた時を1人思う
ふと よぎると眠れなくなる

疲れている自覚はないけれど

今になって思うこと
06 /17 2018
彼がバイトを掛け持ちし
忙しくなって
ゆっくりした時間を
過ごすよりも
小刻みに会う回数が増えた
その頃の私は
少し疲れていたような気がする

小刻みに会う
それだけ家族に対し
神経を使う回数が増える
元々 タイムスケジュールを
立てるのが苦手だった私
家の事は後回しになっても
子供たちにしわ寄せが
くるのだけは避けたかった
だから子供たちのことは
普段よりも一生懸命
手抜きしないで
ちゃんとしようと努めた
私は負けず嫌いなところが
あるから

彼の新しいバイト先は
夜間の警備で
女性もいるらしい
そのことを懸念した
彼は独身
彼の独特の感性や振る舞いが
人を惹きつけることを
知ってる私だからよけいにね

この頃は彼に溺愛されて
いたから信じていたけど
やはり気になった

季節は冬
バイクで30分の距離
雪が降って道路が凍結する
こともある
彼が無事に終わって
帰宅するまで心配で
眠れなかった




藤本君の反応

女友達
06 /16 2018
まさか私が藤本君の携帯に
電話する日が来るなんて
(あー緊張するなぁ)
知らない電話番号だからか
なかなか繋がらず
やっと電話に出てくれた
「初めまして、私 まゆみさんの友達でリカと言います…」
初めての話す相手に戸惑いながらも
事情を説明する
「えっ?……」絶句する藤本君

最初は仕事中だと言って
小声で相づちを打っていただけの藤本君だったが
「それでご主人が藤本さんと直接話すときかなくて
連作先も知ってしまってるようなので
乗り込んでくるかもしれないんです」

と伝えると
「ちょっとマジかよ~ 勘弁してくれよ」
と声を上げて大きなため息をついた

さらにまゆみさんからの伝言を伝えた

まゆみさんが同窓会で再開してから
夢中になって追いかけまわした
誘ったのはあくまでもまゆみさんで
何回か食事したり呑みには行ったけど
不倫関係はない
そうゆうことでお願いしますって言ってました

藤本君は「…わかりました 迷惑かけてすいません」と言った

koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…