後悔

元カレ
06 /07 2018
「そろそろ帰らないと…」
「駅まで送るよ」
ラウンジを出て少し歩いていると
さりげなく
元カレは私の肩に手を回してきた
正直嬉しくなかったけど
このくらいは想定内だった

人気の少ない通りに入ると
元カレは私の顔を覗き込んできた
「え?何」
キスされる そう直感した私は
「やだぁ、今日は何もしないわよ」
と顔をそむけた
(キスは無理!)
自然に体が拒否した
「今さら恥ずかしがるなよ」と笑われたけど
元カレでも嫌なものは嫌

ふと携帯に目をやると
こうすけから「リカ?まだ帰らないのかなぁ」
とメールが届いていた
この時、初めて自分の行動に後悔した

帰ってきて思った
やっぱりこうすけじゃないとダメなんだ
他の男性にはときめかないんだと

気持ちが入らない

元カレ
06 /06 2018
待ち合わせ場所に行くと
元カレが待っていた
少し髪が薄くなっていた以外
昔と変わらない
でもこうすけの方がかっこいいな
(笑)

「ねぇ、こんな高そうなところ大丈夫?」
「なんだよ(笑)
俺、いつまでもあの頃の大学生じゃないんだよ」

「わかってるけど」
元カレは物怖じすることなく
席に着いた

テンションが上がった
のはこの時だけだった

口にしたこともないような
おしゃれな料理が並んで
懐かしくいろいろな話をしたけれど
何故かちっとも楽しくなく
居心地悪かった

こうすけと食べるいつもの食卓
質素だけど こうすけの手料理が
やけに恋しかった
(こうすけ、何してるかな?何食べたのかな)
なんて考えていた



元カレとの約束

元カレ
06 /05 2018
15年ぶりか…元カレに会うの

軽く食事でも(^∇^)ノ なんて言うけれど
元カレだもの
意識しないわけないよ
がっかりされたくない
どうしよう、そわそわドキドキ

すっかり行く気になってる私
こうすけ には何て言おう
ま、いっか
食事だけだもの
高校時代の女友達と出かけることにしよう

当日私は久しぶりに
めいいっぱいおしゃれをして
期待と不安を胸に
電車に乗っていた

元カレが指定した待ち合わせの場所は
高級ホテルの最上階のラウンジ
こんなところで食事?
おどおどして
場違いな自分に焦っていた

元カレの存在

元カレ
06 /04 2018
私には結婚前に
長く付き合っていた彼がいた
結婚すると誰もが思っていたけれど
些細なことで喧嘩して
意地の張り合いから
その時は修復できなかった

そしてその後に知り合った
夫とあっさり結婚してしまった

…人生ってタイミングだな…

別々の人生を歩きながら
互いのメールアドレスは消せずまま
月日は流れた

彼は他県に就職し
結婚し子供ができた
奥様の束縛がきつく
それぞれの生活も忙しくなり
連絡をとることも
会うこともなくなっていた

だけどなにかのきっかけで
またメールが来るようになった

ある日…
「今度出張でそっち行くんだけど
食事でもどう?」

と連絡がきた
別れて15年が経っていた

koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…