気持ちを読んでほしかった

05 /08 2018
目の前のことしか見えない彼
夢中になると一途に突っ走る彼

それぞれの時間
淋しい思いをしている私の
気持ちを想ったり
読むことはない
いやできないのだ

最初の頃は
私の気を惹こうとして
わざと連絡をしてこなかったり
心配させたりしているのかと疑った
でも違うと気づいた
彼に恋の駆け引きなど存在せず
悪意も計算もない

彼の特性を理解して
私が歩み寄るしかない
そのためにずいぶん時間がかかった

長く付き合えば付き合うほど
繋がりは深くなるはずなのに
その前に彼は飽きてしまう

ピークを過ぎると
あとは気持ちは新しい方向に…
どんどん遠く離れていく

風船のように飛んでいってしまう

パンパンに大きく膨らんでいた風船は
いつか小さくしぼんで…

冷たく感じる時

05 /07 2018
会っているときは
愛情の深さを痛いほど
感じるけれど
離れているときは
彼の行動や心が読めず
冷たくさえ感じて
苦しい思いばかり

会ってる時は
笑顔になれるのに
離れている時は
笑顔が消える
どうしてなんだろう
離れている時こそ気にしてほしい…
返事が欲しいのに

今 どこにいるのか
何をしてるのか
一言だけでいいのに

離れていても
あなたがそこにいる安心感を感じて
繋がっていると思いたい
あなたを想うだけで
笑顔になりたい
だけど現実は違う

彼はどうしてそう思わせるのだろう
私が依存しすぎなのか
心配し過ぎなのか
独身の彼に対する不安なのか
答えは出なかった

時々彼の行動に疑問

04 /25 2018
彼は気分の浮き沈みが激しい

あと決まったルーティンがあり
それを崩されると
パニックに陥る

予期せぬ出来事に弱い

一度 彼の担当の患者が
家からいなくなった時
彼は母親に電話して
どうしたらいいかと尋ね
母親の指示の通りに動いた
その話を後から聞いて
正直 ひいた

母親と電話で口論になり
母親が一方的に電話を
切ることがあった
その時も彼はうろたえて
何度も何度も電話をかけ続けた
「少し時間置いてかけてみたら?」
という私の指示など全然入らない

その姿は異様だった

彼にとって母親は絶大なる
教祖そのものであった



心配性の彼

04 /18 2018
今夜は同僚のまゆみさんと2人呑み

彼にも報告した
私はお酒に弱いし
運転手役が多いから
外ではあまり飲まない

それでも
「あんまり遅くなるなよ」
「途中で連絡しろよ」

とあれこれうるさい

おしゃべりに夢中になると
携帯に気づかず
彼を心配させパニックに陥らせた

私が出るまで着信は
鳴り止まない
ボイスメッセージで
「何してるの?」
「まだ帰れないのか」

責め立てる

「ごめん つい、おしゃべりに夢中で」

「ほんとに2人なんだろな」

「ほんとよ」
まゆみさんに電話を代われって?
・・やれやれ(´・_・`)
「石田先生、彼女お借りしてますよー
もうすぐ返しますから」
ようやく納得した彼に
まゆみさんも失笑

私は呆れ顔をしながら
ほんとは嬉しかった
そんな心配性の彼は
今までいなかったから

わいわいされるほどに
幸せを感じていたし
友達に
「大変ねぇ…」と言われても
悪い気はしなかった







持田さんが職場を去る日

元カノ
03 /27 2018
持田さんはその後も
元カレである石田先生
と同じ職場で
淡々と仕事をし
私たちとも交わることは
少なくなった

彼女は明らかに失恋の
苦しみを味わって
もがいていたんだろう
忘れたくても
気にしないでいようとしても
職場に行くと
会ってしまう

そんな中でも前を向いた

彼女も子供たちや
心配する家族のため
いつまでも泣いてばかりは
いられなかったのかな

仕事をしながら勉強し
資格をとり その資格を
活かせる仕事に
転職する運びとなった

私は 彼女の姿を
これからの自分に
重ね合わせることはなかった

新しい旅立ちを祝う気持ちの裏に
この職場を離れることに
私は内心 安堵していた




koharu

40代の主婦

婚外恋愛、失恋、
辛い日々を乗り越えることが
できた現在
優しく穏やかな気持ちで
自分の経験を元に書いています
暗くて孤独な迷路に入っても
きっと出口は見つかるから…